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電気代がかかる家電ランキング10選!年間の消費電力で徹底比較

家のなかではたくさんの電化製品が稼働していますが、電気代が高い電化製品は何かご存じですか?電気代を賢く節約するためには、電気代が高い家電が何かを把握して、その節約方法を知ることが近道です。
そこで本記事では、家庭での年間の電気代が高い電化製品トップ10や電化製品ごとの年間電気代の目安、電気代の節約方法もご紹介します。
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家庭での年間消費電力量が高い家電
家庭での年間消費電力量が高い電化製品は、一般財団法人家電製品協会「省エネ家電deスマートライフ」に調査結果が掲載されています。家庭全体の年間消費電力量に占める、電化製品ごとの割合を示したグラフは以下のとおりです。
■家庭全体の年間消費電力量に占める家電製品ごとの割合

- 出典:一般財団法人家電製品協会「省エネ家電deスマートライフ」
家庭における年間消費電力量が高い電化製品のトップ10は「エアコン(14.7%)」「冷蔵庫(14.3%)」「照明(13.5%)」「テレビ(9.4%)」「パソコン(3.9%)」「ビデオレコーダー(約2.4%)」「電気ポット(約2.3%)」「温水暖房便座(約2.0%)」「電気コンロ(約1.9%)」「電気炊飯器(約1.7%)」です。
電気代を抑えるには、トップ10の電化製品について、賢い節電方法を知ることが大切です。ただし、電化製品の電気代はつかい方やライフスタイルによって変化します。家庭によっては電気代が高い電化製品が異なる場合もあるので注意しましょう。
電気代が高い電化製品について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

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年間消費電力量1位:エアコン(約14.7%)

年間消費電力量1位のエアコンは、どれくらいの電気代がかかっているのでしょうか。具体的な電気料金を算出し、節電する方法もご紹介します。
エアコンにかかる電気料金
エアコンにかかる電気料金を、単身世帯のケース、2人以上の世帯のケースに分け、1日あたり、1か月あたり、1年あたりでご紹介します。
なお、以下の数値は単身世帯、2人以上の世帯の年間支出額に、エアコンが占める年間消費電力量(14.7%)を乗じたものです。使用時間やつかい方によって電気料金は大幅に変わることがあるため、あくまで目安として参考にしてください。
■エアコンにかかる電気料金
単身世帯 | 2人以上の世帯 | |
---|---|---|
1日あたり | 約33円 | 約60円 |
1か月あたり | 約989円 | 約1,803円 |
1年あたり | 約1万1,865円 | 約2万1,635円 |
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2024年2月)
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」(2024年5月)
単身世帯と2人以上の世帯を比べると、2人以上の世帯ではエアコンにかかる電気料金が単身世帯より1万円ほど高くなっていることがわかります。これは、世帯人数が多くなるほど、部屋数や専有面積が増え、エアコンの総使用時間が長くなるためと考えられます。
エアコンの電気料金を節約する方法
エアコンにかかる電気料金を節約するには、複数の方法があります。主な方法は以下の8つです。
<エアコンの電気料金を節約する方法>
・温度設定に気をつける
・短時間の外出ならエアコンをつけっ放しにする
・エアコンについている自動運転モードを活用する
・扇風機やサーキュレーターを利用する
・フィルターや室外機の掃除を定期的にしっかり行う
・断熱シートで外気をシャットアウトする
・部屋の広さに応じたエアコンを選ぶ
・省エネ性能が高いエアコンを選ぶ
エアコンにかかる電気料金と節約方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

エアコンの電気代はいくら?計算方法や節約方法などを解説
賢くエアコンをつかうには、まずは実態を知ることが大切です。電気代の計算方法やエアコンの平均的な電気代のほか、電気代の節約方法などについて解説します。
年間消費電力量2位:冷蔵庫(約14.3%)

冷蔵庫は、エアコンに次いで年間消費電力量が高い電化製品です。冷蔵庫にかかる電気料金は、どれくらいなのでしょうか。具体的な電気料金を算出し、節電する方法もご紹介します。
冷蔵庫にかかる電気料金
単身世帯のケース、2人以上の世帯のケースに分け、1日あたり、1か月あたり、1年あたりの電気料金をご紹介します。
なお、以下の数値は単身世帯、2人以上の世帯の年間支出額に、冷蔵庫が占める年間消費電力量(14.3%)を乗じたものです。使用時間やつかい方によって電気料金は大幅に変わることがあるため、あくまで目安として参考にしてください。
■冷蔵庫にかかる電気料金
単身世帯 | 2人以上の世帯 | |
---|---|---|
1日あたり | 約32円 | 約58円 |
1か月あたり | 約962円 | 約1,754円 |
1年あたり | 約1万1,542円 | 約2万1,047円 |
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2024年2月)
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」(2024年5月)
エアコンと同様、冷蔵庫の電気料金も2人以上の世帯は単身世帯よりも1万円ほど高くなっています。冷蔵庫は一般的に家庭に1台、多くても2台であり、単身世帯と2人以上の世帯でも台数には大きな差はありません。電気料金が大きく変わるのは、世帯の人数が多くなると冷蔵庫の容量も大きくなり、消費電力が大きくなるためだといえるでしょう。
冷蔵庫の電気料金を節約する方法
冷蔵庫にかかる電気料金を節約する主な方法は、以下の5つです。常に電源を入れている冷蔵庫は節電が難しいと考えがちですが、ポイントを押さえれば節電することができます。
<冷蔵庫の電気料金を節約する方法>
・壁から離して設置する
・冷蔵室に食品を詰め込みすぎない
・扉の開閉回数と時間を最小限にする
・適切な設定温度にする
冷蔵庫の電気料金と節約方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

冷蔵庫の年間の電気代・消費電力はどれくらい?計算方法や節約のコツ
常時稼働している冷蔵庫は、電気代が気になる電化製品のひとつです。冷蔵庫の電気代の計算方法と、節約のポイントを紹介します。
年間消費電力量3位:照明(約13.5%)

各部屋に必要となる照明には、どれくらい電気料金がかかっているのでしょうか。具体的な電気料金を算出しながら、照明の電気料金を節約する方法も併せて紹介します。
照明にかかる電気料金
照明にかかる電気料金を、単身世帯のケース、2人以上の世帯のケースに分け、1日あたり、1か月あたり、1年あたりでご紹介します。
なお、以下の数値は単身世帯、2人以上の世帯の年間支出額に、照明が占める年間消費電力量(13.5%)を乗じたものです。使用時間やつかい方によって電気料金は大幅に変わることがあるため、あくまで目安として参考にしてください。
■照明にかかる電気料金
単身世帯 | 2人以上の世帯 | |
---|---|---|
1日あたり | 約30円 | 約55円 |
1か月あたり | 約908円 | 約1,656円 |
1年あたり | 約1万896円 | 約1万9,869円 |
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2024年2月)
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」(2024年5月)
照明にかかる電気料金を単身世帯と2人以上の世帯で比べると、年間では9,000円ほどの差があります。なお、照明の数は部屋数や部屋の広さによって大きく異なり、照明の数が多いほど電気料金は高くなります。世帯人数が多くなるほど、部屋数とともに照明の数が多くなり、電気料金も高くなると考えられます。
照明の電気料金を節約する方法
照明にかかる電気料金を節約するには、以下の方法があります。最近は、白熱電球や蛍光灯に代わってLED照明が普及していて、LED照明に替えると電気代を抑えることが可能です。
<照明の電気料金を節約する方法>
・LED電球に替える
・こまめに掃除する
・明るさを調節する
・つける時間をできるだけ短くする
照明にかかる電気料金と節約方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

LED照明に変えると電気代は安くなる?蛍光灯、白熱球と比較
LED照明の電気代は、白熱電球や蛍光灯と比べて安いのでしょうか?電気代の比較やLED照明のメリット・デメリット、LED照明の選び方などを紹介します。
年間消費電力量4位:テレビ(約9.4%)

ほとんどどの家庭にもあるテレビは、どれくらい電気料金がかかっているのでしょうか。具体的な電気料金を算出し、節電する方法もご紹介します。
テレビにかかる電気料金
テレビにかかる電気料金を、単身世帯のケース、2人以上の世帯のケースに分け、1日あたり、1か月あたり、1年あたりでご紹介します。
なお、以下の数値は単身世帯、2人以上の世帯の年間支出額に、テレビが占める年間消費電力量(9.4%)を乗じたものです。使用時間やつかい方によって電気料金は大幅に変わることがあるため、あくまで目安として参考にしてください。
■テレビにかかる電気料金
単身世帯 | 2人以上の世帯 | |
---|---|---|
1日あたり | 約21円 | 約38円 |
1か月あたり | 約632円 | 約1,153円 |
1年あたり | 約7,587円 | 約1万3,835円 |
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2024年2月)
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」(2024年5月)
テレビにかかる電気料金は、単身世帯では年間1万円を下回りますが、2人以上の世帯では年間で1万円を超えます。世帯人数が多くなると、テレビを置くリビングも広くなるため、画面の大きい製品を選ぶようになります。また、部屋数が増えるとテレビの台数が増えることもあるため、消費電力は大幅に大きくなるでしょう。
テレビの電気料金を節約する方法
テレビは、単純にテレビ放送を見るだけでなく、インターネットにつないで動画やネット配信を利用するなど、用途が広がってきています。テレビの電気料金を節約するには、以下の方法を実践してみてください。
<テレビの電気料金を節約する方法>
・つけっ放しにしない
・画面の掃除をこまめに行う
・画面設定を見直す
・省エネモードをフル活用する
テレビにかかる電気料金と節約方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

テレビの電気代は有機ELと液晶でどれくらい違う?1時間の電気代を比較
テレビの電気代が気になる人もいるでしょう。テレビの電気代を決める種類別の要素を比較します。また、電気料金を抑えるための節約方法について解説します。
年間消費電力量5位:パソコン(約3.9%)

リモートワークも一般的になり、家でパソコンをつかう時間も増えているのではないでしょうか。パソコンにかかる具体的な電気料金を算出しながら、パソコンの電気料金を節約する方法も併せてご紹介します。
パソコンにかかる電気料金
パソコンにかかる電気料金を、単身世帯のケース、2人以上の世帯のケースに分け、1日あたり、1か月あたり、1年あたりでご紹介します。
なお、以下の数値は単身世帯、2人以上の世帯の年間支出額に、パソコンが占める年間消費電力量(3.9%)を乗じたものです。使用時間やつかい方によって電気料金は大幅に変わることがあるため、あくまで目安として参考にしてください。
■パソコンにかかる電気料金
単身世帯 | 2人以上の世帯 | |
---|---|---|
1日あたり | 約9円 | 約16円 |
1か月あたり | 約262円 | 約478円 |
1年あたり | 約3,148円 | 約5,740円 |
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2024年2月)
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」(2024年5月)
単身世帯と2人以上の世帯を比べると、2人以上の世帯ではパソコンにかかる電気料金が単身世帯の約1.8倍という結果になりました。最近では、パソコンは家庭に1台ではなく、一人1台が当たり前になっているため、世帯人数が多くなるとパソコンの台数も増え、消費電力が増えていくと考えられます。
パソコンの電気料金を節約する方法
仕事においても日常生活においても、パソコンは生活必需品として欠かせないものになりました。パソコンの電気料金を節約するにはどのような方法があるのでしょうか。主な節約方法は以下の5つです。
<パソコンの電気料金を節約する方法>
・ディスプレイの輝度(明るさ)を下げる
・省電力モードを使用する
・スリープとシャットダウンをつかい分ける
・つかわないときにはコンセントからプラグを抜く
・新しいモデルに買い替える
パソコンにかかる電気料金と節約方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

パソコンの電気代はいくら?ノート・デスクトップで消費電力を比較
パソコンの電気代の目安について知っていますか?ノートパソコンやデスクトップパソコンなど種類別の電気代の計算方法や電気料金を節約するための方法について解説します。
年間消費電力量6位:ビデオレコーダー(約2.4%)

ビデオレコーダーは、リアルタイムで見られないテレビ番組を録画したり、DVDなどを見たりする際に重宝する電化製品です。ビデオレコーダーにかかる電気料金と、ビデオレコーダーの電気料金を節約する方法もご紹介します。
ビデオレコーダーにかかる電気料金
ビデオレコーダーにかかる電気料金を、単身世帯のケース、2人以上の世帯のケースに分け、1日あたり、1か月あたり、1年あたりでご紹介します。
なお、以下の数値は単身世帯、2人以上の世帯の年間支出額に、ビデオレコーダーが占める年間消費電力量(2.4%)を乗じたものです。使用時間やつかい方によって電気料金は大幅に変わることがあるため、あくまで目安として参考にしてください。
■ビデオレコーダーにかかる電気料金
単身世帯 | 2人以上の世帯 | |
---|---|---|
1日あたり | 約5円 | 約10円 |
1か月あたり | 約161円 | 約294円 |
1年あたり | 約1,937円 | 約3,532円 |
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2024年2月)
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」(2024年5月)
ビデオレコーダーの電気料金は、2人以上の世帯の場合、単身世帯の約1.8倍となります。2人以上の世帯になってもビデオレコーダーの台数が増えるケースは少ないですが、テレビ番組の録画数が増え、使用頻度が増える可能性があります。使用頻度が増えれば、電気料金も高くなるでしょう。
ビデオレコーダーの電気料金を節約する方法
ビデオレコーダーの電気料金を節約する方法は複数あります。ビデオレコーダーの節電方法は、主に以下の3つです。
<ビデオレコーダーの電気料金を節約する方法>
・つかわないときは電源プラグを抜く
・必要なければ、高速起動モードをオフにする
・省エネモードを活用する
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年間消費電力量7位:電気ポット(約2.3%)

電気ポットは、つかいたい量のお湯をすぐに沸かすことができる、生活に欠かせない電化製品です。電気ポットにかかる電気料金と、電気ポットの電気料金を節約する方法もご紹介します。
電気ポットにかかる電気料金
電気ポットにかかる電気料金を、単身世帯のケース、2人以上の世帯のケースに分け、1日あたり、1か月あたり、1年あたりでご紹介します。
なお、以下の数値は単身世帯、2人以上の世帯の年間支出額に、電気ポットが占める年間消費電力量(2.3%)を乗じたものです。使用時間やつかい方によって電気料金は大幅に変わることがあるため、あくまで目安として参考にしてください。
■電気ポットにかかる電気料金
単身世帯 | 2人以上の世帯 | |
---|---|---|
1日あたり | 約5円 | 約9円 |
1か月あたり | 約155円 | 約282円 |
1年あたり | 約1,856円 | 約3,385円 |
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2024年2月)
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」(2024年5月)
電気ポットの電気料金は、単身世帯と2人以上の世帯で年間1,500円ほどの差があります。年間をとおして使用する電化製品であるため、電気料金を下げるには、節電意識を持ち、こまめに節電し続けることが大切です。
電気ポットの電気料金を節約する方法
電気ポットの電気料金を節約する方法は複数あります。主な節約方法は以下の3つです。
<電気ポットの電気料金を節約する方法>
・必要な量だけ沸かす
・沸かした後のお湯を保温する
・定期的にメンテナンスする
電気ポットにかかる電気料金と節約方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

電気ケトルの電気代はいくら?電気ポットと比較して解説
電気ケトルは、短時間で必要な量のお湯を電力で沸かせる便利な電化製品です。お湯を沸かすための電気ケトルと電気ポット、やかんとの電気代の違いや節約方法を解説します。
年間消費電力量8位:温水暖房便座(約2.0%)

温水暖房便座は、今ではトイレに欠かすことのできない電化製品です。温水暖房便座にかかる電気料金と、温水暖房便座の電気料金を節約する方法もご紹介します。
温水暖房便座にかかる電気料金
温水暖房便座は、今ではトイレに欠かすことのできない電化製品です。温水暖房便座にかかる電気料金と、温水暖房便座の電気料金を節約する方法もご紹介します。
なお、以下の数値は単身世帯、2人以上の世帯の年間支出額に、電気ポットが占める年間消費電力量(2.0%)を乗じたものです。使用時間やつかい方によって電気料金は大幅に変わることがあるため、あくまで目安として参考にしてください。
■温水暖房便座にかかる電気料金
単身世帯 | 2人以上の世帯 | |
---|---|---|
1日あたり | 約5円 | 約8円 |
1か月あたり | 約135円 | 約245円 |
1年あたり | 約1,614円 | 約2,944円 |
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2024年2月)
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」(2024年5月)
単身世帯と2人以上の世帯では、温水暖房便座にかかる電気料金の差は年間1,300円ほどです。ただし、戸建て住宅の場合、各階にトイレがあるケースが多いため、マンションなどの集合住宅に比べ、電気代が高くなる可能性があります。
温水暖房便座の電気料金を節約する方法
温水暖房便座の電気料金を節約する方法は複数あります。主な節約方法は以下の3つです。
<電気ポットの電気料金を節約する方法>
・使わないときは温水便座のフタを閉める
・便座を温めるときは、温度を低めに設定する
・洗浄水の温度も低めに設定する
年間消費電力量9位:電気コンロ(約1.9%)

ガスをつかわずに料理ができる電気コンロは、オール電化の家庭では不可欠です。電気コンロにかかる電気料金と、電気コンロの電気料金を節約する方法もご紹介します。
電気コンロにかかる電気料金
電気コンロにかかる電気料金を、単身世帯のケース、2人以上の世帯のケースに分け、1日あたり、1か月あたり、1年あたりでご紹介します。
なお、以下の数値は単身世帯、2人以上の世帯の年間支出額に、電気コンロが占める年間消費電力量(1.9%)を乗じたものです。使用時間やつかい方によって電気料金は大幅に変わることがあるため、あくまで目安として参考にしてください。
■電気コンロにかかる電気料金
単身世帯 | 2人以上の世帯 | |
---|---|---|
1日あたり | 約4円 | 約8円 |
1か月あたり | 約128円 | 約233円 |
1年あたり | 約1,534円 | 約2,796円 |
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2024年2月)
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」(2024年5月)
単身世帯と2人以上の世帯では、電気コンロにかかる電気料金は年間1,300円ほどの差があります。つかえばつかうほど電気代が高くなるため、上手に節約し、ランニングコストを減らすことが大切です。
電気コンロの電気料金を節約する方法
電気コンロの電気料金を節約する方法は複数あります。主な節約方法は以下の4つです。
<電気コンロの電気料金を節約する方法>
・電気代の安い時間につかう
・節電機能を利用する
・適した調理器具をつかう
・電子レンジと併用する
電気コンロにかかる電気料金と節約方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

IHクッキングヒーターの電気代は?ガスコンロとの比較や節電方法
IHクッキングヒーターの電気代はいくらかかるのでしょうか。ガスコンロと比較し、IHクッキングヒーターの電気代や使う際のメリット・デメリット、節電方法を解説します。
年間消費電力量10位:電気炊飯器(約1.7%)

電気炊飯器は、今ではほぼどの家庭にもある電化製品です。電気炊飯器にかかる電気料金と、電気炊飯器の電気料金を節約する方法もご紹介します。
電気炊飯器にかかる電気料金
電気炊飯器にかかる電気料金を、単身世帯のケース、2人以上の世帯のケースに分け、1日あたり、1か月あたり、1年あたりでご紹介します。
なお、以下の数値は単身世帯、2人以上の世帯の年間支出額に、電気炊飯器が占める年間消費電力量(1.7%)を乗じたものです。使用時間やつかい方によって電気料金は大幅に変わることがあるため、あくまで目安として参考にしてください。
■電気炊飯器にかかる電気料金
単身世帯 | 2人以上の世帯 | |
---|---|---|
1日あたり | 約4円 | 約7円 |
1か月あたり | 約114円 | 約209円 |
1年あたり | 約1,372円 | 約2,502円 |
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2024年2月)
- 参考:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」(2024年5月)
電気炊飯器の電気料金は、単身世帯と2人以上の世帯では年間1,100円ほどの差があります。炊くご飯の量よりも、保温時間や使用回数によって電気料金が高くなるため、工夫をして上手に節電することが大切です。
電気炊飯器の電気料金を節約する方法
電気炊飯器の電気料金を節約する方法は複数あります。主な節約方法は以下の3つです。
<電気炊飯器の電気料金を節約する方法>
・炊飯したご飯を小わけにして冷凍しておく
・長時間保温するより2回にわけて炊く
・エコモード搭載のモデルをつかう
電気炊飯器にかかる電気料金と節約方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

炊飯器の電気代は1回いくら?炊飯方法・設定による違いを解説
炊飯器の電気代は、毎日つかうものだからこそ気になるもの。炊飯器の種類や保温機能・早炊きなどの炊き方の違いでかかる電気代について節約する方法も一緒に解説します。
節約以外で電気代を下げる方法
これまでご紹介した電気代の節約方法を試しても、電気代があまり下がらないと感じる場合は、電力会社や料金プランを変更してみてはいかがでしょうか。
ドコモでんきをはじめとする新電力には、割安な料金プランや特典が設けられているケースがあります。ぜひ一度、ご利用の電気料金プランと比較検討してみてください。また、電気使用量を可視化できるスマートメーターに切り替えると、節電意識が高まる上、最適な料金プランを選択しやすくなります。
電力会社の乗り換えについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

電力会社は乗り換えたほうがお得?選び方の注意点、手続きを解説
電力会社を乗り換えることで、電気代が安くなる可能性があります。電力会社を乗り換える方法や乗り換えを検討したいタイミングなどを紹介します。
ドコモでんきで、お得なdポイント還元を実現。お申込みはこちらから

ご家庭にぴったりな料金プランを選択し、電気代を最適化しよう
電化製品は数多くありますが、特に電力消費量が多いのは、エアコン、冷蔵庫、照明、テレビ、パソコン、ビデオレコーダー、電気ポット、温水暖房便座、電気コンロ、電気炊飯器などです。家計の出費を抑えるには、これらの日々のつかい方を工夫し、全体の電気代を抑えることが大切です。
さらに電気代を下げたい場合は、電力会社や料金プランの乗り換えを検討するのも良い方法です。ご家庭にぴったりな料金プランを選択して、電化製品の電気代を最適化しましょう。
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- 2024年5月17日時点の情報です。