引越し時の電気の解約手続きを解説!解約はいつまでにすべき?

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引越しの際はいくつかのライフライン関連の手続きをする必要がありますが、そのひとつに電気の解約・開通手続きがあります。

電気は、解約手続きと開通手続きの両方を行わなければなりません。新居でも初日から電気は必要なため、必要な手続きを把握して早めに準備をしておきたいところです。

そこで本記事では、引越しの前後に必要な電気の解約・開通手続きについて、その流れや必要な情報、注意点などを解説します。

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目次

引越し前に必要となる電気の解約手続き

引越しの際は、まず旧居の電気の解約手続きを行わなければなりません。まずは、電気の解約手続きのタイミングや手続きの流れを見ていきましょう。

電気の解約手続きを行う時期

旧居の電気の解約手続きを始める時期としては、1か月前を目安にするとあんしんです。遅くても、引越しの3日前までには手続きを終わらせるようにしてください。
引越しの際は電気の解約手続きのほかにも、役所での届出やガス・水道・インターネット関連の手続きなども必要となるため、余裕を持たせたスケジュールで行いましょう。

電気の解約手続きに必要な情報

電気の解約手続きに必要な情報・お客様番号・契約者氏名・現在住んでいる場所の住所・引越し先の住所・引越し日

電気の解約手続きの際は、次の情報が必要です。事前に用意して、滞りなく手続きを進めましょう。

・お客様番号
お客様番号は、「電気使用量のお知らせ(検針票)」や契約中のマイページで確認できます。わからない場合には、契約中の電力会社へ問い合わせれば教えてもらえます。

・契約者氏名
その物件に「住んでいる人」ではなく、「電気の契約者」の氏名である点に注意しましょう。

・現在住んでいる場所の住所
現在住んでいる場所の住所は、現在電気を使用していて、解約手続きをしたい住所です。引越し先と間違わないようにしましょう。

・引越し先の住所
新居の住所は、解約する電力会社が契約最終月の請求書を送る場合に必要となります。そのため、解約手続きは、引越し先の住所が明確に決まってから行う必要があります。

・引越し日
引越し日には、電気を停止する予定日を記載します。電気を止める時間を選べるかどうかは電力会社によって異なるため、確認しておくことをおすすめします。停止する時間を選べない場合は、退去日が過ぎるまで電気を利用できて、夜中の0時以降は電気が止まります。一方、停止する時間を選べる場合は、引越し作業が完了して電気が不要となる時間を設定するといいでしょう。
なお、電気を停止する当日に、契約者が立ち会う必要はありません。そのため、通常は旧居に誰もいなくなったタイミングで電気が止まるように設定します。

電気の解約手続きの手順

旧居の電気の解約手続きは、次の4つの手順で進めます。スムーズに進めるために、あらかじめ確認しておきましょう。
なお、引越しの際に契約している電力会社を変更しない場合には、電気の停止と開始をまとめて申込み可能です。契約している電力会社への電話やWebサイトから申込みましょう。

1. 引越し先の新居で使用する電力会社を探す
まずは、新居で契約する電力会社を探しましょう。新電力など電気代がお得に利用できる電力会社も増えてきたので、いくつかの電力会社と料金プランを比較して、自分のライフスタイルに合わせて契約先を選んでみてください。

2. 引越し先の新居で利用する電力会社に、申込みをする
新たに利用したい電力会社に、電話やオンラインなどで契約を申込みましょう。
急なタイミングでの引越しなど、引越しの日が近くなってから手続きする場合には、Webサイト経由よりも電力会社のカスタマーセンターに直接電話をするほうが迅速に対応してもらえることが多いようです。

3. 旧居で契約中の電力会社に、解約の手続きをする
旧居の電気を停止する日が決まり次第、契約中の電力会社に解約手続きの申請をします。こちらも電話や電力会社のWebサイトからの申込みが可能です。
解約手続きの受付期間は電力会社によって異なるため、電気を止めたい日が決まったら、なるべくすみやかに申込みましょう。遅くとも、電気を止めたい日の1週間前までには申込んでおきたいところです。
解約を忘れてしまうと、電気をつかわない期間の分の電気代も支払うことになってしまうため注意してください。

4. 引越し当日、ブレーカーの操作を行って確認する
引越し当日、新居に到着したらブレーカーを上げて、電気がつくかどうかを確認しましょう。また、新居にスマートメーターが設置されている場合は、新たに契約した電力会社に入居日を伝えておくと、引越し当日から電気をつかえます。
万が一、ブレーカーを上げても電気がつかない、スマートメーターのある物件にもかかわらず電気がつかえないという場合には、契約した電力会社へ問い合わせてみてください。

電気を解約する際の注意点

電気を解約して使用停止する際には、次の2点に注意しましょう。

・引越しに伴う解約は、使用停止日を引越し当日に設定する
電気の使用停止手続きが完了すれば、使用停止日までしか電気をつかえません。引越しを理由に電気を解約する場合には、引越しが終わるまで影響が出ないよう、使用停止日は引越し当日に設定しましょう。

・引越しで部屋を引き払う際は、アンペアブレーカーを落として退去する
引越し作業で旧居から荷物を運び出し、完全に部屋を引き払うときは、アンペアブレーカーを落とすのを忘れないようにしてください。
なお、アンペアブレーカーを落とす必要があるのは、従来の電気メーターの場合です。スマートメーターの場合はブレーカーを落とさず退去しても問題ありません。

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引越し先で必要となる電気の開通手続き

続いて、引越し後は、電気の開通手続きを行わなければなりません。新居における電気の開通手続きについて、その時期や方法を確認しておきましょう。

電気の開通手続きを行う時期

電気の開通手続きは、引越し当日から1週間前を目安に行うようにしましょう。
引越し当日から1週間以内でも開通手続きが間に合う可能性もありますが、タイミングやメーターの種類によっては間に合わないこともあるため、余裕を持ったスケジュールで申込んでおいたほうがよいといえます。

電気の開通手続きに必要な情報

電気の開通手続きに必要な情報・契約者氏名・新居の住所・電気の使用開始希望日(引越し日)・申し込み予定の料金プラン・支払い方法

電気の開通手続きに必要な情報は、次のとおりです。事前に確認しておきましょう。

・契約者氏名
契約者氏名は、住んでいる人ではなく、電力会社と契約する人の名前です。新居に複数人で暮らす場合は、あらかじめ契約者を決めておきましょう。

・新居の住所
電気の開通手続きには、電気を新たに使用したい、引越し先の新居の住所が必要です。集合住宅の場合には、建物名と部屋の号数も調べておきましょう。

・電気の使用開始希望日(引越し日)
電気を使い始めたい日を決めておきましょう。一般的には、引越し当日(引越し先へ入居する日)に設定します。
なお、引越し後に電気をつかい始めてから電気使用開始申込書を送付する場合は、電気をつかい始めた日を記入する必要があります。

・申込み予定の料金プラン
電力会社の中には、複数の電気料金プランを用意しているところも多数あります。自分の電気を多く使用する時間帯や電気の使用量なども踏まえて、最もお得に利用できる料金プランを決めておきましょう。

・支払い方法
新たな契約先への、電気料金の支払い方法も決めておきます。クレジットカード、口座振替、振込用紙での支払いなどから選べます。電力会社によって支払い方法の選択肢が異なるため、どのような支払い方法を利用できるのかも確認しておくといいでしょう。

電気の開通手続きの方法

電気の開通手続きは、電気の解約・停止手続きと併せて行うと、申請忘れの心配もなく安心です。開通手続きに、立ち合いは必要ありません。

万が一開通手続きを忘れていた場合には、引越し先で「電気使用開始申込書」を記入して投函するか、電話やインターネットですみやかに開通手続きを行う必要があります。
新居で利用する電力会社を契約していない場合でも、ブレーカーを上げれば電気をつかうことは可能です。
だからといって電力会社と契約せずに使用していると、その地域の旧一般電気事業者から電気の使用開始手続きをするよう連絡が来ます。その際、知らされた期日までに開通手続きを行わないと、電気を止められてしまいます。

なお、新居がスマートメーターを設置している物件だった場合は、契約がないと電気をつかえません。そのため、スマートメーターが設置されている引越し先の電気開通手続きを忘れていた場合は、すぐにその地域の旧一般電気事業者に問い合わせましょう。

スマートメーターについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

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引越しに合わせて電力会社を変更する場合の注意点

引越しに合わせて電力会社を変更する場合の注意点・開始役金や違約金の有無を確認しておく・さまざまな料金プランからよく検討する

引越しに伴い契約先の電力会社を変更する場合は、それぞれ注意点があります。契約してから後悔しないように、確認しておきましょう。

解約金や違約金の有無を確認しておく

電力会社の中には、契約期間内に解約手続きをすると解約金や違約金が発生するケースもあります。解約金・違約金の負担をなくしたい場合は、引越し先でも旧居と同じ電力会社を利用するのもひとつの方法です。
新たに契約する電力会社を決める前に、現在契約している電力会社とこれから契約する予定の電力会社の解約金・違約金の有無を確認しておきましょう。

さまざまな料金プランからよく検討する

2016年の電力自由化を背景に、契約先の電力会社を自由に選べるようになりました。各電力会社がさまざまな料金プランを用意しているため、電気を多く使用する時間帯や使用料の目安をもとに、お得な料金プランを選ぶことが大切です。

たとえば、料金プランの中には夜間の電気料金が抑えられるプランや、ガスと電気をまとめて契約すると月々の電気代とガス代がお得になるプランなどもあります。また、特定のポイント還元を受けられるプランを用意している電力会社もあります。

新電力への乗り換えについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

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引越し時の電気解約・開通手続きは早めに行いましょう

引越しをするとなると、引越し業者とのやりとりや荷造りだけでなく、ガス・水道関連の手続き、転居届の提出など、電気の解約・開通手続きのほかにも、さまざまな作業が必要です。また、引越しを機に電力会社や料金プランの切り替えを検討している場合は、その比較検討にも意外と時間がかかります。

電気は重要なライフラインのため、手続きを後回しにしてしまうと、引越し当日に間に合わない可能性もあります。引越し当日から1~2週間前には手続きを終えることをめざして、準備を進めておきましょう。

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  • 2024年1月1日時点の情報です。
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